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2015年10月29日木曜日

世界一栄養価の高い食品「アボカド」

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女子の好きな食べ物で、健康志向の人も好むアボカド。
それもそのはず、ギネスブックで世界一栄養価が
高い食品として認定されるほど!
成熟した果実を採取し、
追熟させたものを食用とするだけでなく、
アボカドオイルとしても活用されています。
そんなアボカドですが、
調理する際にどれくらい廃棄がでますか? 
価の高いアボカドは、
実は捨てている箇所に栄養分が
ぎっしり詰まっているのです!
今回は、普段捨ててしまうアボカドの
皮と種の栄養効果と食べ方について、
管理栄養士の筆者がご紹介します。
■皮:ポリフェノールがたっぷり
アボカドは皮を剥いて食べるのが一般的ですが、
皮は皆さんどうしていますか? 
捨てているという人が多いと思いますが、
それはとてももったいないんです!
というのも、アボカドが成長する間、
皮は害虫や細菌、強い紫外線から実を守っています。
そのために、皮は抗酸化力の強いポリフェノールを
出し守っています。
皮の濃い緑色は、
そのポリフェノールがたっぷり入っている
証拠でもあるんです。
なので、皮はスムージーやベジブロスの
材料として無駄なく使いたいもの。
また、アボカドの皮には良質の油が含まれているので、
肘やひざ、かかとなど、
皮膚が硬くガサガサになりがちな場所に
優しくこすりつけると、保湿にもなり、
柔らかい皮膚になるんです。
■種:整腸・脂肪排出の効果あり
そして種。当たり前のように捨ててしまっていませんか?
種もこれからアボカドが元気に育つために
ぎっしりと栄養分が詰まっている場所。
さらに多くの“水溶性食物繊維”が
含まれていると言われています。
水溶性食物繊維は腸内環境を整えたり、
脂肪排出をしたりと嬉しい働きがあります。
これは、水に溶ける食物繊維なので、
鍋に水と種を入れ10分ほど沸騰させた白湯を
飲むことでも栄養分を摂ることができます。
他にも低温でじっくりとローストして砕いたものを
サラダに混ぜたり、これをすりつぶして
ふりかけにしたりと、ちょっと一手間加えれば
種まで食べられます。
■実:熱しないで生で食べる
最後に、捨ててしまっている部位ではないですが、
実の食べ方について。
実には、若返りのビタミンとも呼ばれている
抗酸化力の強いビタミンEが豊富。
さらに美容に嬉しいビタミンCもしっかり入っています。
アボカドは熱で酸化しやすい不飽和脂肪酸が多く、
熱に弱いビタミンも入っているので、
生で食べるのがオススメです。
実際に、肥満傾向の人がアボカド1個(136g)を
5週間摂ったところ、総コレステロール値、
悪玉コレステロール値、non HDLコレステロール値
(=総コレステロール値から善玉コレステロール値を
引いたもの)が低下したという報告があります。
コレステロールが高い人は、積極的に野菜サラダに
アボカドを入れて摂りたいですね。
いかがでしたか? 普段捨ててしまうアボカドの
皮と種の栄養効果と食べ方をご紹介いたしました。
アボカドは捨てる箇所がほぼない、
廃棄率0%の食品なんです。
ギネスに掲載されたくらい栄養価の高いものなので、
ぜひ効率よく摂りたいもの。
森のバターとも言われるアボカドを上手に食べ、
便秘を解消したり、美肌を作ったり、
体に嬉しい効果を楽しみたいですね。

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