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2015年10月28日水曜日

栄養バランス即分かり!厚労省も推す「3色チェック法」

コンビニ食や出来合いのもので済ませるとき、
やむを得ず外食になったとき、
自分の選んだメニューが、
栄養バランスの取れたものか心配になりませんか?
そんなときにご紹介したいのが、
食事の栄養バランスがよいか、
そうでないかが簡単にわかる方法。
栄養士のような専門知識がなくても、
栄養の専門書とにらめっこすることもなしに
チェックできるやり方です。
■食物を3カテゴリに分類した「栄養3色運動」
今から60年以上も前から提唱されている
「栄養3色運動」というものがあります。
これは、含まれる栄養素の働きによって
食べものを大きく3つのカテゴリに分類したもので、
食事1回ごとに3カテゴリを万遍なく食べることで、
栄養の偏りが起きないようにしたものです。
現代では、これを「栄養3・3運動」とも言い、
朝食・昼食・夕食の1日3回の食事をしっかり食べること、
毎食「3色食品群」の食品をそろえて食べることを
厚生労働省等が勧めています。
その3カテゴリにわかりやすく
赤、黄、緑の色を付けて分類したのが、以下の内容です。
(1)赤色の食品
血液や筋肉といった体の組織をつくる食品。
肉、魚、卵、大豆、牛乳、チーズなど
(2)黄色の食品
人が活動をする上でエネルギー源となるような、働く力になる食品。
ごはん、パン、芋、砂糖、油など
(3)緑色の食品
体の各機能がスムーズにいくように、体の調子を整える食品。
野菜、海藻、きのこ、果物など
■「3色運動」の活用方法
たとえば、コンビニでサンドイッチとヨーグルトを
買って食べる場合を考えてみましょう。
サンドイッチはパンがメインなので「黄色の食品」に、
ヨーグルトは「赤色の食品」に該当するので、
「緑色の食品」が不足しているのがわかります。
この場合、野菜サラダやフルーツをプラスすると
栄養バランスがぐっとよくなると簡単にわかります。
同じように考えれば、グリーンスムージーとパンで
食事を済ます場合、グリーンスムージーは「緑色の食品」、
パンは「黄色の食品」なので、卵焼きやチーズなどの
「赤色の食品」を一緒に食べればよりよいとわかります。
基本的な3色の分類は、一般的な知識で
十分想像できるもののはずですから、
毎日の食事の中でこの「3色運動」は
誰もが活用できることでしょう。
栄養のバランスが……と気になったときは、
この方法を取り入れてみてはいかがですか?

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